数年前岩手山焼走りでハナイカダを知った。
葉の中心に実がついている変わつた植物です。とても驚きました。
ネットで調べるとハナイカダは販売されていました。
今年の春にすでに花が咲いている雌雄苗を購入しました。
7月になって実が黒く熟しました。
スズメが実を食べに来るようになりました。
「人間も食べることができるのか?」早速ネットで調べると甘くたべられるそうだ。
ハナイカダの実は桜の実と同じ感じです。甘いが少し苦味もある。
それから実で、挿し木で、株分けで増やすことができるようです。
新たに楽しめる品種が出来た。これは嬉しいことです。
またハナイカダの葉は塩をくわえて茹でると美味しいおひたしになるそうです。
山菜なんですね。
養生訓で知られる貝原益軒の大和本草 巻之十二木之下 雑木 ツキデノキ(ハナイカダ)では
「ツキデノキ、潅木なり、葉はチシヤの木(チシャとはレタスの和名)より細軟なり、食ふべし、美味なり、冬は葉脱つ、木皮緑色、西土深山中にこれあり」
とあるそうです。