2015年3月28日土曜日

浪板海岸のバラ輝石

「岩手県のバラ輝石は野田が有名だが浪板海岸でも見つけたことがある。」と聞いたことがある。


調べると、浪板海岸に注ぐ沢の上流にある採石場で見つけることが出来るのだそうだ。
海岸で見つけた話は沢から流されてきたものだったようだ。
古い地図にも載っている採石場だが 現在 大津波復興かさあげ工事と、三陸自動車道建造
のためフル稼働している。


よってバラ輝石は この周辺あちこちの盛り土に散在しているはずだが。
この日は見つからなかった。
それから大槌川側にもバラ輝石はみつかるそうだ。


かさあげ工事が本格的に行われ国道を行き交うダンプカー の数がものすごく多い
そして県外大手建設会社の車両が目立つ
ダンプカーは燃費・パワーが改良高性能化され一台5千万円もするようになり
資金力のない小さい会社は今後 経営が大変になってくるらしい?


青屋根の海の家と タブの大島と 朝日。

正月は正面から初日の出が拝めるが、3月25日現在は5時27分 左手から昇る。

産直では小型毛蟹、クリ蟹、なまワカメ、どんこ、ぶりの子供、むき牡蠣、赤い貝、
しゅうり貝などがならんでいた。


2015年3月5日木曜日

安久登沢鉱山跡

冬の安久登沢鉱山

文献で調べた南本内川の支流、安久登沢にあったといわれる鉱山を、

グーグルアースで捜したところ、雪山に黒い人工構造物を見出すことができました。

左が南本内川、川にそって林道がある、上が北になり合流点がある。

画像をクリックすると大きく表示されます。



現地の集落は、冬期間ほとんどの家が雪にうずもれてます。皆さん山を降りているようです。

本屋敷公民館も雪にうずもれていた。



鉱山跡に 分け入るのは雪上のほうが、夏場のブッシュをこぐより楽!なはず。

かんじきを装着してグーグル航空写真の現場に向かう


道路から急勾配の杉林を登ると平らになっている

積雪はおそらく1.5メートルかんじきは効果あり、快適に目的地へ足を運ばせる。


道路からは杉林で見えなかったが鉱山跡にむかって平坦な場所が続く

この場所には何があったんでしょうか、鉱山関連施設があったのか。




なだらかな勾配が続き、スマホのGPSで現在地を確認しながら登る

しばらく進み、黒い人工構造物がある場所に着くと、3メートルほどの高さがある石垣があった。

 斜面に段々畑をつくるように石垣が続く

右側に石垣の壁その上が稜線、写ってないけど左下にも石垣がある。


ここが先端、この先は断崖、下は川の合流点になっている

谷のむこうには、さらに高い頂がみられる



雪の下に隠れた構造物はかなり大きい。穴に落ちたり滑落すると危険なので

足場が限られて、ちょっと解りづらい写真になってしまったが

グーグルで見た 先端付近にある四角い構造物が一段下にある。


尾根のすぐ下にトンネル、坑道口か? 排水口なのか?

なんとなく熊がねむっていそうで覗けなかった。


 トンネル口のすぐ下には大規模な溝、危険な場所である。

今回は雪が深いため鉱物採集はできなかったが、鉱山跡に足を運ぶことが出来て

満足しました。

雪解け後、熊をおそれずに鉱物採集に訪れたい。たしか文献では水色の水晶を採取

したと記されていたようにおもう。



南本内川はとても水量があり 美しい川です。 渓流釣り、石拾いを楽しめそう、

上流には昭和48年まで知られなかった南本内岳がある。それほど奥深い地域だ。

渓流釣り解禁になりましたが積雪には釣り人の足跡はありませんでした。



 左に行くと鷲合森鉱山跡、鉱山時代の風呂(温泉)がのこっているらしい

道は無いが尾根をこえると夏油温泉に至る。 右は南本内岳、さらに秋田県にまで至る。

分岐点の看板がある、ここまで除雪がされていた。

積雪が無くなり山菜の季節がおとずれるのは5月でしょうか。