2011年10月27日木曜日

salmon smoke in san-riku

津波で崩壊した三陸の各漁港に鮭がどんどん遡上してきている。
しかし収穫するための設備が復旧していない漁港が多い。
定置網の復旧は岩手県沿岸9月末時点で震災前の約30%。
資材不足、漁船不足、海中がれき未処理のため設置場所が無いことが原因。

許可を得てルアー釣りを行った。
chum(dog)     fising lure    return river 

今年は津波で逃げた養殖ギンザケが大量に水揚げされている。
小さいほうがギンザケ。
 coho salmon      small one
はらわたを取りのぞき全体に塩を摺りこむ。
数日日陰干しする。
たわしで洗い再び塩をほどこす。
これを三回繰り返す。
この時点で、肉が程良くやわらかくなり酒のつまみ状態になった。
 rub salt and drying
塩加減と干し時間と気温のバランスがわかってきた。
塩だけの味付けと、砂糖とスパイスをさらに摺り込んだものを燻製した。
鮭トバと、市販のスモークサーモンの中間のような仕上がりでどちらも好評でした。
finished smoke

2011年10月25日火曜日

鷲之巣金山

和賀・湯田・沢内には鉱山が沢山あった。
藤原黄金文化の支えになる有名な金山のひとつだ。
山頂は岩肌が露出している。

新しい案内板が設置されていた。
林道(舗装)を進むと湯川温泉郷に通じる。
旧秀衡 街道(徒歩)の道しるべもある。

紅葉がまっ盛りでした。
そして、とってもうれしい天然ナメコを発見!

天然ナメコの味噌汁。味香り粘りがつよい。旨い。からだがあたたまる。
ムキタケもありました。

2011年10月17日月曜日

あれから7カ月街の様子

 大槌町 義経ゆかりの駒形神社は壊れたまま。

三陸鉄道 山田町 レールが錆びて草がのびている。

両石町 水海海岸 がれきが山に積み上げられています。

両石町は建物が無くなりました。

鵜住居町の駅周辺 鉄骨のビル跡だけが残っている。

吉里吉里町 漁協のビルも撤去された。
以前はこの場所からは海が見えなかった。
がれきは魚港に積まれている。
仮設のコンビニと給油所が、ぽつんと建っている。

主要な交差点の信号機は回復していたが、まだ釜石市内では警察官が誘導していた。
釜石から宮古までの45号線ぞいの津波被災地は、
がれき撤去がかなり進んでいた。
コンクリート基礎だけが残り街は消えてしまった。
山田町ではスーパーマーケットが以前より立派な建物になってリニューアルしていた。

2011年10月13日木曜日

鞍掛山

             
10月11日ある情報を得て小岩井農場の売店に
廃版書籍「岩手の山名ものがたり」を求めにでかけた。
売店は新しくなり農場にふさわしいみやげものが豊富にございましたが
本はもういっさい置いてなかった。
ナラタケと栽培シイタケが売ってあった。

小岩井農場から車で5分
午後3時15分鞍掛山に登る。


午後4時25分山頂に到着。
途中見つけた食べられるキノコはムキタケだけでした。

鞍掛山の良いところは、手軽に登れるのに、
景色がすばらしい。
小岩井~盛岡方面の下界景色だけでなく
目の前に対峙する岩手山が圧巻です。
岩手山の下方は紅葉が始まっていました。

小岩井農場の緑と姫神山。

山道途中に石窯がある。
誰が、何故ここで、何を焼いたのか?

鞍掛山は岩手山の影にすっぽり隠れるので夕暮れが速い。
急いで下山した。

車で玄武温泉に向かう途中
網張り温泉から岩手山縦走してきた福島県の6人組に出会う
網張り温泉に送る。

登山コースは手入れが行き届き
登り口には情報センター、ソバ屋がある。
目と鼻の先に「お山の湯」温泉がある。
近くには網張り温泉、玄武温泉、滝の上温泉、雫石温泉がある。
登山後の温泉は格別でした。