2010年4月29日木曜日

大ケ生金山




古来あった金山を近代に再興したものらしい
明治から昭和の戦前まで稼働
昭和4年生まれの父が子供のころ、
志和から大ケ生を夜に見渡すと山に灯りが見られたそうです

現在は坑道口跡・露天掘り跡・精錬した場所らしい地形が
杉林の落ち葉や枯れ草の下に痕跡をとどめている。
クマが出てきてもおかしくない見捨てられた場所だ。
露天掘り跡は山一面いたるところにあり、
水が溜まってるところにはサンショウウオの卵があった。
一帯は緑褐色の石・白い石英・粘土のずりでした。
期待していた水晶は見つかりませんでした。
姿は見えないが、何種類もの美しい小鳥の鳴き声が聴くことができた
落葉広葉樹林は、わずかに芽をだしはじめたばかりで、地面に明るい日差しが差し込んでいる、
しかし鉱山跡は杉が植えられ杉林になり暗く湿っていた。
あきらかにそこは人の手が加えられた地帯であった。

2010年4月16日金曜日

尺八用の竹をとる




緑が生い茂り、トゲのあるツル草などで足を踏み入れることができなくなる前に、
雪の残る藪を探索して歩きました。
すると尺八作りに使える竹がありました。
このあたりが自生する北限のようにおもいます。
尺八用の竹材は購入すると数万円しますから、
自然にあるものをいただけるのはありがたい。
発見後の翌週に、道具(熊手スコップのこぎり)を揃えて
わくわくしながら楽しんで掘り出しました。初体験です。
太い根が地中深くあり、細かい根がびっしりとりまき、
土だけでなく小石をはさんでいるため骨の折れる作業でした。
売り物になるようなバランスのとれたサイズが一本、
そのほか製作練習用に数本を収穫。とにかくうれしーい。
沢で根の土落としをするがほとんどおちません。
傷つけずに完全に取り除くのには箸のようなものでつつき
細かい根をすこしずつ切り、水で洗うことのくりかえしをする根気のいる作業です。
時間をみつけながら数日かかりました。
それでも好きなことをやるものですから夢中になってやりました。
つぎに火にあぶって油抜き。
次に天日干し数日。色が緑から尺八色に変わる。
手間がかかるので購入すれば数万円するのは理解できます。
しかもこの後日陰干しを最低1年以上、通常2~3年するのですから。
さて今回収穫した竹は数年寝かして今後の楽しみにいたします。
毎年収穫してストックをふやしたいです。

2010年4月15日木曜日

この季節・クリガニのお味は






    
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 
山田の道の駅に、クリガニが売っていた。
小説「津軽」で太宰治が蟹田で食べたカニがクリガニ。好物で何匹も食べたようだ。
クリガニは時期によって、ケガニに劣らずおいしいものと聞いていた。
鮮度は、かなり良くまだまだ元気に動く。
茹であがりの色はみごと。
お味のほうは、
むむむむむ。
肉は、脱皮後のケガニの肉ようであり。
カニ味噌は、コクのないズワイガニの味噌のようである。
つまり時期はずれのようであった。

購入価格は中型3匹750円でした。
ケガニの3分の1の値段ですから。
価格相応の味なのかもしれません。
勉強になりました。

ここの店で、私がお買い得と思うのは
ホタテの卵巣だけを煮て冷凍したもの。
スーパーで売っているものより味が濃く甘い。
1パック250円。

季節のものではサクラマスが売り出されました。
これはなんとか自分で釣りたい。
閉伊川にはいいポイントがいっぱいあります。
それまでは買わうまいとおもっています。