2015年7月22日水曜日

黒にんにく     Чёpный чecнok

 にんにくを 炊飯器保温状態にして10日入れておくと

 簡単に黒にんにくができます。

 今回は無臭にんにくを加工した、輸入にんにくでも

 甘くおいしくできるのだがわざわざ高価な無臭にんにく

 (ジャンボにんにく)を使ってみました。


 無臭にんにくはサイズが大きい、くせがない

これを加工するとはたして、その味は、

ものすごく甘い、水分が多め。

もちろんにんにくは健康によい。

大きくて、たべごたえがあり数段高級な

黒にんにくを完成することができました。

作業は単純なのですが時間がかかり、

この方法では少量づつしかつくれない。


加工しなかった無臭にんにくは、畑に植えて肥料をたっぷり施して超特大ジャンボにして

再度挑戦します。

ジャンボにんにくは、たまねぎの仲間らしいが成分はにんにくに似ている。

では、たまねぎを保温熟成させたらどうなるのでしょうか?そのままでは食べづらいたまねぎが

血液さらさら効果のある甘いたべものに変わるのだろうか?

                                                            







< さて次は八幡平国立公園にて >

AM10時 盛岡から樹海ラインを辿って藤七温泉~

モッコ岳~蒸ノ湯~後生掛温泉(入浴)~銭川温泉(入浴)~

大場谷地湿地帯(散策)~玉川温泉~鳩ノ湯跡~田沢湖町

~PM6時 盛岡 のドライブ

もっこ岳付近の山野草、勉強不足で名前判りません。
もっこ岳

天気がいいので簡単に登れそうにみえた

往復 3時間もあればいけそう?

ここからは岩手山までのコースあるいは

松川温泉や滝ノ上温泉を経て秋田駒ケ岳

までのコースが続いている。

あこがれの登山道です。

私の生涯で行く機会が訪れるだろうか。

後生掛温泉散策路お休み処での名物黒卵。

泥火山のどろに入れてゆでるので黒くなる。

ひとつ食べると3年とか3日とか長生きする

などと謳っていた。

「 馬で来て 下駄で帰る 後生掛 」 と 

古くからいわれてきた名湯です。

玉川温泉ほどではないが酸性の泉質。

この後アルカリ性の銭川温泉に、はしごした。

後生掛も銭川もオンドル式の自炊部があり魅力的だ。

ぜひ泊まりでオンドルを堪能したいものだ。

銭川の方がオンドルの温度が若干低いそうです。
後生掛と銭川温泉で八幡平を満喫した後、ニッコウキスゲの黄色

がひろがる大場谷地湿地帯が目にとびこんだ。

往復30分の木道が設置されている。

ミズバショウとコバイケイソウの花がおわりニッコウキスゲが最盛

期でした。予期せぬ大当たりに感激のドライブでした。

2015年6月5日金曜日

安比高原で

ペンション村 ここを拠点に農作を手伝う

ガーデンハックルベリーと紅花

苗をペンションから畑に

とうもろこし・まめの種まき

三町歩・9000坪・約3ヘクタール

黒豆・小豆・枝豆・大豆・にんじん・じゃがいも・とうもろこし・さつまいも・そば・それにブルーベリー

ハックルベリー・えごま・藍・べにばな・ぎょうじゃにんにく・無臭にんにく・うど・ハーブ 植え付け。

味噌・黒にんにく・ジュース・ジャム造りなどさまざまやってます。  

安比では畑以外に山菜・たけのこ・きのこ・渓流釣り・木の皮細工も楽しめる

岩手の山の幸は安比高原を拠点にして、海の幸は山田町を拠点にして、おもしろいものをもっと増

やして滞在しながらゆっくり休養する。

いいですねえ。


五百羅漢

道端の花壇になごむ

5月はあやめ科の季節














ちょっとした空間に、 どなたかが植えた花が

通る人の心をなごませる。

健康のため盛岡市内を散歩しながら写真を

撮る。

とくにアヤメの花が目に付く。

名勝になっているショウブの群生地もみごと

になっていることだろう。

歩きながら、よそのお宅の庭先の花を見学す

るのも楽しい。










報恩寺
 報恩寺の山門から涼しげな境内がのぞいて

いたので、ここで持参した昼食を頂くことにし

た。ひとこと挨拶しようと本堂にいくと五百羅

漢の案内があり見学することとした。

盛岡では有名なお寺だが、私ははじめて訪れ

ました。
五百羅漢

 蔵造りのために外界から閉ざされたような暗く

静かな雰囲気がある。

数多くの仏像、羅漢像は圧倒的で神妙な心持

にさせられた。










2015年4月10日金曜日

ふきのとう天ぷら

安比高原で
ブルーベリーの剪定と挿し木を
してきました。

今年からブルーベリーを安比と雫石と山田町でやります。

3年前から挿し木で増やした苗木を土に植えます。

お昼ごはんのおかずに近所のペンションの奥さんがふきのとうを揚げてくださいました。

やくみに私が、昨日九州旅行で買ってきた柚子胡椒類のお土産を添えました。

安比のふきのとうに福岡の柚子胡椒、北と南の味を楽しみました。

2015年3月28日土曜日

浪板海岸のバラ輝石

「岩手県のバラ輝石は野田が有名だが浪板海岸でも見つけたことがある。」と聞いたことがある。


調べると、浪板海岸に注ぐ沢の上流にある採石場で見つけることが出来るのだそうだ。
海岸で見つけた話は沢から流されてきたものだったようだ。
古い地図にも載っている採石場だが 現在 大津波復興かさあげ工事と、三陸自動車道建造
のためフル稼働している。


よってバラ輝石は この周辺あちこちの盛り土に散在しているはずだが。
この日は見つからなかった。
それから大槌川側にもバラ輝石はみつかるそうだ。


かさあげ工事が本格的に行われ国道を行き交うダンプカー の数がものすごく多い
そして県外大手建設会社の車両が目立つ
ダンプカーは燃費・パワーが改良高性能化され一台5千万円もするようになり
資金力のない小さい会社は今後 経営が大変になってくるらしい?


青屋根の海の家と タブの大島と 朝日。

正月は正面から初日の出が拝めるが、3月25日現在は5時27分 左手から昇る。

産直では小型毛蟹、クリ蟹、なまワカメ、どんこ、ぶりの子供、むき牡蠣、赤い貝、
しゅうり貝などがならんでいた。


2015年3月5日木曜日

安久登沢鉱山跡

冬の安久登沢鉱山

文献で調べた南本内川の支流、安久登沢にあったといわれる鉱山を、

グーグルアースで捜したところ、雪山に黒い人工構造物を見出すことができました。

左が南本内川、川にそって林道がある、上が北になり合流点がある。

画像をクリックすると大きく表示されます。



現地の集落は、冬期間ほとんどの家が雪にうずもれてます。皆さん山を降りているようです。

本屋敷公民館も雪にうずもれていた。



鉱山跡に 分け入るのは雪上のほうが、夏場のブッシュをこぐより楽!なはず。

かんじきを装着してグーグル航空写真の現場に向かう


道路から急勾配の杉林を登ると平らになっている

積雪はおそらく1.5メートルかんじきは効果あり、快適に目的地へ足を運ばせる。


道路からは杉林で見えなかったが鉱山跡にむかって平坦な場所が続く

この場所には何があったんでしょうか、鉱山関連施設があったのか。




なだらかな勾配が続き、スマホのGPSで現在地を確認しながら登る

しばらく進み、黒い人工構造物がある場所に着くと、3メートルほどの高さがある石垣があった。

 斜面に段々畑をつくるように石垣が続く

右側に石垣の壁その上が稜線、写ってないけど左下にも石垣がある。


ここが先端、この先は断崖、下は川の合流点になっている

谷のむこうには、さらに高い頂がみられる



雪の下に隠れた構造物はかなり大きい。穴に落ちたり滑落すると危険なので

足場が限られて、ちょっと解りづらい写真になってしまったが

グーグルで見た 先端付近にある四角い構造物が一段下にある。


尾根のすぐ下にトンネル、坑道口か? 排水口なのか?

なんとなく熊がねむっていそうで覗けなかった。


 トンネル口のすぐ下には大規模な溝、危険な場所である。

今回は雪が深いため鉱物採集はできなかったが、鉱山跡に足を運ぶことが出来て

満足しました。

雪解け後、熊をおそれずに鉱物採集に訪れたい。たしか文献では水色の水晶を採取

したと記されていたようにおもう。



南本内川はとても水量があり 美しい川です。 渓流釣り、石拾いを楽しめそう、

上流には昭和48年まで知られなかった南本内岳がある。それほど奥深い地域だ。

渓流釣り解禁になりましたが積雪には釣り人の足跡はありませんでした。



 左に行くと鷲合森鉱山跡、鉱山時代の風呂(温泉)がのこっているらしい

道は無いが尾根をこえると夏油温泉に至る。 右は南本内岳、さらに秋田県にまで至る。

分岐点の看板がある、ここまで除雪がされていた。

積雪が無くなり山菜の季節がおとずれるのは5月でしょうか。


2015年2月25日水曜日

岩手川井道又の菊寿石

30~40年ほど前の話、水石鑑賞という分野で紹介された川井の菊花石。
蛇紋岩の黒い母石に、黄金色の放射状結晶とした頑火輝石が菊の花に見えます。
他の産地のものと区別するために菊・寿・石 (花ではなく寿)と地元の方が名称しています。


川井出身の知人に採掘場所について訊ねたところ、
彼のいとこの私有地山林にあることがわかった。
そのいとこの方に案内していただいた。


かつて木を伐りだしてから何十年も整備されない山道を歩くこと40分。
沢に転がる菊寿石を発見。
あちらこちらに発見。
いよいよ産出地に来た!という興奮をおぼえました。
沢をまたいでその先に菊寿岩盤露頭とおびただしい菊寿石のがれき。
宝の山にわけいった気分でした。
30年ほど前、業者が採掘料を支払って菊寿石を削りだした跡でした。
その後、石鑑賞ブームが去り忘れ去られた場所でした。





露頭した岩盤

中央部に菊花模様が見られます。


がれきにも菊寿石

あこがれの石がごろごろ


下山後に地元の名士宅におじゃまして 菊寿石を拝見

この方が所有する別の山から産した金色菊花の最大結晶


蛇紋岩は加工しやすい、荒削り後に紙やすりで仕上げることが出来る

すずり、ひょうたんなどに磨きあげたものがありました

石好きの人には飾って楽しむ喜びもある

わたしも許可を得ていただいた数個の石を加工してみることにする

出来が良ければ過疎の村の特産品として村おこしにならないかな。

道又には源義経の北行き伝説もある

道又の山の反対側には巣金という集落があるここにも菊寿石が産してもおかしくない

金色菊花結晶が巣金ではないかと推測します

早池峰山から下る薬師川・小国川にも良い石が拾えるらしい渓流釣りもいい

古民家を借りて縄文生活を味わう釣り小屋宿をやれば都会から人が訪れそうだ。



後日、川井に行った際に道又の菊寿石について知っている方からお話を聞くことができました

それは50年程前に石綿を探しにきた業者が発見したものだったらしい

現在では肺がん・中皮腫の誘因となるためほとんど使用禁止になっているが、かつては

建設・工業用などで非常に多くの優れた特性をもち、かつ安価な「奇跡の鉱物」として世界中で

利用されていた

蛇紋石系の石綿はMg3Si2O5(OH)4クリソタイルといい菊寿石(頑火輝石エンスタタイト)の

Mg2Si2O6に似ている。

巣金という場所では実際に金をみつけた人がいたというお話も聞いた