2011年8月29日月曜日

夏油温泉郷

8月22日
遂に、長年岩手に住み続け、初めての夏油温泉に行く。
Yくんのおかげです。
毎週のように温泉してます。
贅沢です。


山のふもとから順番に水神温泉、瀬美温泉、入畑温泉、夏油温泉。
それぞれに1~3 件の宿があるらしい。
とても楽しみである。


瀬美温泉だ。
夏油では最も大きい旅館のようです。大型バスだけでも2台所有している。
北上は鬼剣舞が有名です。
旅館入口には大きな鬼の面がお客様を迎える。



夏油温泉郷は入畑川に沿って存在する。
川の上流には平成2年に出来た入畑ダムがある。
多くの野鳥のさえずりが谷間にひびく。
「イッピツケイジョウ・・・・」と聞こえるのはホオアカ。
Yくんはホオアカの鳴き声が気に入ったようだ。

入畑温泉は新しい。
ここは一件だけ。

瀬美温泉には美人女将がいるとY君が云う。
4つの風呂がある。アルカリ・つるつる・無色透明・あまり熱くない。
熱くないというのは最奥地の夏油温泉が熱すぎ強烈だったからだ。

続く。

2011年8月24日水曜日

国見温泉

八月十二日、国見温泉に行った旧国道46号線、岩手県雫石町と秋田県田沢湖町の県境にある。
仙岩トンネルが出来てからは、46号線から県道国見温泉線と名前が変わりました。
奥の建物が森山荘(モリサンソウ)、手前が石塚旅館、
ここより下にあるもう一軒は現在閉館していた。


石塚旅館の混浴露天風呂。女性専用もある。
私は子供のころに駒ケ岳登山の帰り国見温泉に訪れたことがある。
当時は湯量少なく、ぬるく、湯の色は黒っぽかったように記憶している。
その後ボーリングして現在は湯量も多く、熱く、緑色をしている。
いおうなどの温泉成分が大量に白く沈殿している。

この湯は、熱い酸性溶液に浸かるとでもいえる感じ。
いちじるしく効能があるようにおもえる。
白い沈殿泥を身体に塗り充分に味わった。
内湯も男女それぞれに2つあり、なかなかいい湯です。
ここは、これからもぜひ通いたい温泉だ。

2011年8月15日月曜日

大槌金沢金山

八月八日真夏。 川井村小黒は源義経の愛馬「小黒」の産地といわれている。
この近くの支流をさかのぼると道又とおなじ菊花石が採れるらしい。
支流入口確認。ジムニーが必要。
荒川高原の標識あり、大仁田牧場経由で行けるようだ。

新田牧場。
むこうにみえるのが白見山。左には長者森がある。
「昔遠足で牧場を登ったときに金山があった。」
地元出身の70歳代の人から白見山には金山があったと聞いた。
牧場は立ち入り禁止だが帰ってから調べると土坂峠から尾根伝いに長者森~白見山
登ることができる。
このふたつの山を源流に大槌川と小鎚川があり、川をはさみ、かつて金山があった。
大槌川上流・安瀬ノ沢から小鎚川・上長井に続く山道と、
大槌八幡・ヘダの沢 から小鎚川・下長井に続く林道の間の山・沢で
江戸時代に金を掘ったらしい。
私は地元の人に通行可能か確認して大槌川ヘダの沢を登り、平田坂越えることにした。
「光明洞」~「三光山」「元平山」などの金山があったらしい。



昨年暮れ大雪による倒木と、地震によるがけ崩れ・落石と、交通量の少なさで草木が道をおおい
新車が傷だらけになった。金山どころではなかった。
小鎚側に降りると立ち入り禁止になっていた。

大槌側ではシイタケ栽培で通行するようだが峠を越える車はめったにないようだ。




小鎚川・下長井から上流に向かう、水量もありとてもきれいな渓流です。

最奥の民家でうかがった。

80歳代の夫婦がいらっしゃった。

おじいさんが生まれる前まで金山が稼働していたそうだ。

写真の山が金山だと云われている。

「雲峰」あるいは「胡桃立」といわれた山か?

だいぶ以前に金山跡を案内してくれと頼まれたことがあったが

全然わからなかったそうだ。

「山を3年もほったらかしていれば草木が生い茂って跡かたも無くなる」

「100年前も前のことだからね」

「大槌の下屋敷にも金山があったそうだね」

などと語ってくれた。

大震災では物資の補給や病院通いなど、自衛隊に助けられたそうです。
現在は週に、2度バスが来るそうです。


手土産をもってもう一度訪ねたい。

2011年8月2日火曜日

湯川温泉

7月31日、先週に続きY君と温泉に出かける。
西和賀の湯川温泉。
御所湖畔にて秋田のパラソルアイス発見、別名ババヘラアイス。
名前の由来はババアが、へらでアイスをコーンに盛るからだと思っていたが
バラのように、へらで盛りつけるからなんだそうだ。

ほっと湯田駅、駅舎に温泉がある。

錦秋湖公園や民族資料館などある。

西和賀地区は鉱山が多かった。資料館には鉱物の展示もある。湯田駅から南の山奥に湯川温泉がある。大小十数件の宿がある。

こちらの旅館は黄金風呂がある。露天は広く、沢に面して涼しく気持ちよい。

泉質、湯量ともに優れる。しかも入浴は大人300円はすごく安い。

露天には石の金勢様もある。


縁取った石は鉱山からのもののようだ。これがお楽しみ。

採集できれば最高。

湯川温泉は昔の秀衡街道にあり平泉に金を運んだらしい。

廃鉱になっている土畑鉱山。

湯川温泉途中の道路脇にある。

このほかにも森林に埋もれた鉱山が多くある。

石拾いは次回の楽しみです。

Y君は温泉で働いていた。温泉好きの人だ。山歩きもする。石には興味がない。

次は須川温泉に行きたいらしい。さすがにいいところを選ぶ。