2011年9月1日木曜日

夏油温泉その弐




いよいよ最奥の夏油温泉に到着する。
夏油高原スキー場から道路の幅が狭くなり
5~6㎞ほど進んだところにあり、
まさに秘境の温泉の名にふさわしい


昔なつかし風情を漂わせた食堂、売店、自炊館などが並ぶ。
お風呂は大人500円。
この通りの左下に川が流れていて
川に沿って5つの露天風呂がある。
この他に館内の風呂が2つあるらしい。

まずは最も上流の「大湯」に向かう
ここは47度の激熱湯である
三人の先客が居て、みなさん静かに耐えながら浴しておられた。
Yくんも堪えながら首まで浸かった。
私は膝まで入って素早くあがった。熱いというより痛い。
他の風呂で馴らしてからもう一度挑戦ということで
川をくだり歩く
この「真湯」が 私にはちょうど良い。
各露天風呂には、それぞれの源泉が浴槽脇あるいは底から注がれ温度がちがう。
すべての露天風呂に入り、最後にふたたび「大湯」に挑む。
騒ぎながらなんんとか首まで浸かる。5秒が限界。足の甲が痛くて耐えきれない。
効能のひとつに虚弱体質とあったが精神的に鍛えられそう。

元湯夏油のとなりに夏油山荘があり、玄関の向いに「駒ケ岳・登山口」
「洞窟風呂」の標識あり。
家に帰ってから調べたら、
現在は使用されていないが、
結構奥が深い自然の洞窟に温泉が湧いて利用されていたらしい。
さらに奥夏油温泉なるものが存在することも確認した。

山歩きが好きな私にとって、県内にもかかわらず訪れたことのない地域でした。
とても楽しみにしてました。
期待に違わず、豊かな自然・なつかしい雰囲気の旅館・名湯を味わえました。

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