2010年4月29日木曜日

大ケ生金山




古来あった金山を近代に再興したものらしい
明治から昭和の戦前まで稼働
昭和4年生まれの父が子供のころ、
志和から大ケ生を夜に見渡すと山に灯りが見られたそうです

現在は坑道口跡・露天掘り跡・精錬した場所らしい地形が
杉林の落ち葉や枯れ草の下に痕跡をとどめている。
クマが出てきてもおかしくない見捨てられた場所だ。
露天掘り跡は山一面いたるところにあり、
水が溜まってるところにはサンショウウオの卵があった。
一帯は緑褐色の石・白い石英・粘土のずりでした。
期待していた水晶は見つかりませんでした。
姿は見えないが、何種類もの美しい小鳥の鳴き声が聴くことができた
落葉広葉樹林は、わずかに芽をだしはじめたばかりで、地面に明るい日差しが差し込んでいる、
しかし鉱山跡は杉が植えられ杉林になり暗く湿っていた。
あきらかにそこは人の手が加えられた地帯であった。

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